忙殺されるグループホームでの介護の仕事の取り組み方

女性30代
グループホーム3年

大学卒業後、介護福祉士としてグループホームで勤務していましたが、結婚を機に退職しました。
それからは、身内の介護をしています。

勤めていた施設

グループホームで勤務していました。

向き合えない介護に不安を覚える

1人1人としっかり向き合う介護が希望でったので、少人数規模のグループホームを勤務先に選びました。
しかし実際は身体的介護が必要なフロアだったので仕事量も多く、食事・トイレ介助以外に入浴介護の後の夕食作りを1人で行うため、時間に追われていました。
「私はしっかり向き合えていない」「入居者さんの希望ではなく、自分の都合で動いてる」と思い、この仕事に向いていないのではないかと悩んでいました。

職場の先輩に打ち明ける

職場の先輩でいつも気にかけてくれる方が何人もいたので、その先輩方に相談していました。

自分の仕事を変えていく

私とは考え方が違い、割り切った考えの方が多かったので、違う目線で仕事の進め方を教えて頂きました。
とにかく経験を積み、自分がどれだけ迅速に仕事を出来るようになるか、どれだけスムーズに入浴へ誘導できるか等アドバイスを頂き、自分の仕事から変えていく事を教えて頂きました。
決してすぐに解決できる事ではありませんが、仕事への意欲が更に増しました。

「ありがとう」と言われる介護をするために

人を相手にするお仕事なので、その瞬間瞬間で臨機応変に対処できる事が必要とされます。
入決して楽な仕事ではありませんが、入居者さんの立場だったらどんな風に思うかを考えながら仕事へ取り組むことが大切です。
入居者さんからの「ありがとう」の一言は、何にも変えられない宝物になるでしょう。
退職して月日は経ちましたが、今でも思い出す事が沢山あり、私にとってかけがえのない時間でした。
「ありがとう」が沢山聞ける職場になるように、入居者さんとの大切な時間を過ごして頂きたいと思います。