介護はやりがいのある素敵な仕事だけど患者さんの死に慣れる怖さもある仕事

女性20代
総合病院の病棟介護3年

子持ち主婦です。
高校卒業後すぐに、ヘルパー二級を取得しましたが、現在は介護職を離れ調剤薬局勤務をしております。

働いていた病院

地元では割と大きく300床ほどの総合病院で、リハビリ病棟と一般病棟が別れており、一般病棟の急性期に所属していたので、とても忙しい病棟でした。
1日に何人もの患者さんが入れ替わるので、名前を覚えるのも大変なほどでした。
高齢な介護認定がついている患者さんがほとんどでしたので、若い方はとても珍しかったです。

患者さんの死に耐えられない

やはり患者さんが亡くなった時ですね。
急性期病棟でしたが、割と長い間入院されている方も多いので、忙しい中の合間に声をかけてくれたり、プライベートな事も話してくれたり、打ち解けてきたなと思ったら、亡くなってしまうパターンが多かったです。
死を目の当たりにして、眠れなくなったりして精神的にかなり参りました。

自分で割り切る努力

相談する時間がとれないくらい忙しく、同期の仲間内で話題になることはあったのですが、病院勤務には患者さんの死はつきものだったので、、自分なりに割り切ろうと奮闘していました。

死に慣れたくない

結果的に割り切れず退職しました。
きっかけは、先輩介護士がお昼の食事介助を行っている最中に、患者さんが食事を喉に詰まらせて先輩介護士の前で亡くなってしまったんです。
私が先輩介護士の立場だったら、さすがにもう職場に出社できないと思いましたが、先輩看護師は、次の日からも何事もなかったかのようにいつも通り出社してきたのです。
もしかしたら彼女なりにすごく葛藤があったのかもわかりませんが、人の死に慣れる事にとても抵抗を感じ、退職することにしました。

体力に自信ある人にオススメ

介護自体はとても好きなので、排泄物に抵抗があるなどとよく耳にしますが、すぐに慣れました。
とても大変で責任感がある仕事ですが、やりがいはすごく感じますよ。
しかし力をすごく使う仕事なので、夏場はとくに汗だくになるので、体力に自信がある方にオススメです!